1/1

『だれもがいきいきと生きられる社会のために~性差別撤廃部会連続講座の記録&「在日同胞のジェンダー意識に関するアンケート」結果報告書』(A4判・204頁)

¥800 税込

別途送料がかかります。送料を確認する

本部会初めての本を発行しました!

タイトルは『だれもがいきいきと生きられる社会のために~性差別撤廃部会連続講座の記録&「在日同胞のジェンダー意識に関するアンケート」結果報告書』。

2014年に行った全5回の公開連続講座「だれもがいきいきと生きられる社会のために」の文字起こし(質疑応答含め)と、150名から回答を得たアンケート調査の結果報告書を収録しています。

‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥‥∵

女性は結婚しても仕事を続けた方がいい?
男性も育児休暇を取るべき?

在日朝鮮人社会はジェンダー平等?
30代シングルだとしたら同胞同士のイベント、参加する?

セクシュアル・マイノリティについてのイメージは?
セクハラ・DVの認識と経験は?

これまで経験した性差別は?
社会から性差別をなくすためには?

20~30代在日朝鮮人のジェンダー意識ってどんな感じ?
150名の回答から見えてくる、在日朝鮮人とジェンダー規範意識、性差別・性暴力の経験。

A4版冊子で204頁、一冊あたり800円(送料別)です。
目次は下記をご覧ください。

‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥‥∵

『だれもがいきいきと生きられる社会のために~性差別撤廃部会連続講座の記録&「在日同胞のジェンダー意識に関するアンケート」結果報告書』

◆第1部 性差別撤廃部会連続講座の記録◆

1 「男だから」「女だから」がどうしてダメなの?~しっかり学ぼうジェンダー論入門~ 
  金優綺さん(在日本朝鮮人人権協会事務局員)

2 「まだ結婚しないの?」「男のくせに根性ない」もセクハラです~セクシュアル・ハラスメントを学ぼう~ 
  徳永恭子さん(大妻女子大学研究院・元東京都小学校教員)

3 カップルになって結婚するのが当たり前?~「シングル単位」で考えてみよう~ 
  イダヒロユキさん(社会学者、立命館大学非常勤講師)

4 「彼氏/彼女いるの?」の一言ってどうなの?~あなたの隣にいるセクシュアル・マイノリティ~
  工藤晴子さん(NPOレインボー・アクション)

5 公開討論「ジェンダーの視点から見る同胞社会」
  パネラー/白凛さん(在日朝鮮人美術史研究)、金成樹さん(朝鮮大学校教員)
  コーディネーター/李全美さん(在日本朝鮮人医学協会)

◆第2部 「在日同胞のジェンダー意識に関するアンケート」結果報告書◆

I  調査の概要

1.問題関心と調査目的
2.調査項目
3.調査対象
4.調査時期
5.調査方法とアンケート回収状況
6.凡例
7.回答者の属性

II  ジェンダー意識について

1.回答者自身のジェンダー意識について

(1)女性ならば「女性らしく」男性ならば「男性らしく」ありたいと思うか
(2)親/保護者は「女性らしく」「男性らしく」あって欲しいと望んでいるか
(3)「女性らしい」「女性らしくない」、「男性らしい」「男性らしくない」をあげるとしたら何か
(4)他の性別(自認する性別と異なる性別)であればどのようなメリット・デメリットがあると思うか
(5)セクハラと思うもの
(6)DVと思うもの(夫婦・恋愛関係どちらも)
(7)セクシュアル・マイノリティいに関する言葉の理解について

2.家庭に関するジェンダー意識について

(1)女性の居るべき場所は家庭であり、男性の居るべき場所は職場である
(2)家事や育児、介護は男女の共同作業となるべきである
(3)女性は結婚しても仕事を続けた方がいい
(4)経済的に不自由でなければ、女性は働かなくてもよい
(5)男性が専業主夫になるなんてありえない
(6)女性が働くと夫をないがしろにしがちで、夫婦関係にひびが入りやすい
(7)女性は家事や育児、介護をしなければならないから、フルタイムよりパートタイムが働いたほうがよい
(8)女性は結婚した方が幸せであると思う
(9)男性は結婚してこそ一人前である
(10)結婚せずにシングルで過ごす人生も良いと思う
(11)同棲生活や事実婚には反対だ
(12)女性が社会的地位や賃金の高い職業を持つと結婚するがむずかしくなるから、そういう職業を持たないほうがよい
(13)結婚相手は必ず同胞が良いと思う
(14)結婚相手は日本人でも良いと思う
(15)結婚相手は同胞・日本人以外の外国人でも良いと思う
(16)結婚生活の重要事項は男性が決めるべきである
(17)結婚したら子どもを持つのが当然だ
(18)女性は子どもが生まれても仕事を続けたほうがよい
(19)子育ては本来、女性がするべきものだ
(20)男性も育児休暇を取るべきである
(21)男の子は男の子らしく、女の子は女の子らしく育てることが非常に大切である
(22)子どもを育てるにあたって息子と娘では期待されることは違って当然である
(23)娘は主婦に、息子は職業人になることを想定して育てるべきである
(24)離婚は絶対にするべきでないと思う
(25)離婚した場合は、再婚しても良いと思う
(26)離婚歴がある人との結婚には反対だ
(27)離婚歴がある人との結婚は良いが、元配偶者との間に子どもがいたら結婚には反対だ

3.仕事に関するジェンダー意識について

(1)責任の重い仕事や管理職は男性が担うべきである
(2)できれば女性の上司の下では働きたくない
(3)お茶汲みやコピー取りなどの雑務は男性より女性の方が適役だと思う
(4)男性向きの仕事、女性向きの仕事があると思う
(5)ミニスカートや胸の広く開いたブラウスなどを着てくる女性は自らセクハラを招いていると思う
(6)職場において女性は仕事の疲れを癒やしてくれるような存在であるべきだ
(7)みんながセクハラに過敏になりすぎると、ユーモアのある会話も楽しめなくなると思う
(8)宴会で女性が酔っぱらうのはみっともないと思う
(9)男性は酒が強くなくちゃいけない
(10)職場で自分の意見をはっきり言う女性はつい敬遠してしまう

4.同胞社会に関するジェンダー意識について

(1)同胞社会においてジェンダー平等はどの程度達成されているか
【家庭生活】
【慣習・しきたり(祭祀など)】
【同胞が集まる大衆行事(学校行事、文化行事、その他イベントなど】
【朝鮮学校における教育(教科書の内容、学級委員役割など)】
【組織における人事登用】

(2)結婚していないシングルで、30代以上であるとしたら、同胞同士のイベントや会議、文化行事などは参加しやすい雰囲気だと思うか
(3)同胞社会において、ジェンダー規範(女性なら女性らしくあるべき、男性なら男性らしくあるべきという、社会的につくられている性役割などのこと)が強く求められていると思うか
(4)どのようなジェンダー規範が求められていると思うか
(5)同胞社会における性差別と聞いたとき、どのようなものをイメージするか
(6)自身の生活のなかで経験した性差別

III 性差別をなくし、だれもがいきいきと生きられる社会をつくっていくには

1.今後、社会における性差別をなくし、だれもがいきいきと生きられる社会をつくっていくにはどうしたらよいと思うか

IV. 考察

はじめに-回答者の属性と関連する本アンケートの特徴
1.女性回答者と男性回答者のジェンダー規範意識・非対称的な性別役割分業認識の差
2.セクハラ・DVなどの性暴力の経験と認識
3.セクシュアル・マイノリティへの認識
4.同胞社会に関するジェンダー意識
5.性差別をなくし、だれもがいきいきと生きられる社会をつくっていくには

V おわりに

(資料)「在日同胞のジェンダー意識に関するアンケート」本文
(付録)性差別撤廃部会への意見・アドバイス

商品をアプリでお気に入り
  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥800 税込

最近チェックした商品
    その他の商品